パズルで予定を組み立てる「タイムプランナー」、ADHDの時間管理を視覚化

ADHDや発達障害のあるお子さん・大人にとって、「時間の感覚をつかむ」「次に何をするか先を見通す」というのは、毎日の中でもとくに難しいポイントです。そんな悩みに寄り添う新しいスケジュールボード「タイムプランナー」が登場し、視覚支援グッズの分野で注目を集めています。一般的なスケジュール帳とは違い、付属のチップや絵カードシールを使ってパズル感覚で予定を組み立てられることが最大の特徴です。詳しい支援グッズ情報は熊本市発達障がい者支援センターみなわのグッズ紹介でも紹介されています。

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「時間が見えない」を解決する設計

ADHDの特性として、「集中力が続かない」「気が散りやすい」といった不注意の症状と、「落ち着きがない」「待つことが苦手」という多動・衝動性が挙げられます。これらは本人のやる気の問題ではなく、抽象的な「時間」を扱うのが苦手なことが背景にあります。

視覚化の3つのメリット

  • 先の見通しが立つ:絵カードで「何時に何をするか」が一目でわかる
  • 達成感が積み上がる:終わったチップを外していくと進捗が可視化される
  • 切り替えがしやすい:次の予定がボード上に残るので、行動の切り替えに気付ける

家庭でも学校でも使える

同じシリーズからは第2弾として「トイレにいってみよう!」も新発売されており、トイレトレーニングが苦手なお子さん向けの絵カードセットがセットになっています。家庭でのルーティン作りから、学校・放課後等デイサービスでのスケジュール管理まで、幅広いシーンで活用できる設計です。

他の支援グッズと組み合わせると効果倍増

タイムプランナーは単独でも便利ですが、すでに使われているグッズと組み合わせるとさらに効果的です。

  • タイムタイマー:残り時間を色で見せて、1コマの集中をサポート
  • ノイズキャンセリングイヤホン:周囲の音を遮って予定実行に集中
  • フィジェットキューブ:待ち時間や切り替え場面の手持ち無沙汰を解消

こんな人におすすめ

「次に何をするのか毎回声かけが必要」「予定が変わるとパニックになりやすい」「宿題や着替えがいつまでも終わらない」──こうした悩みを抱える家庭に、タイムプランナーは特におすすめできるアイテムです。視覚情報に強い特性を活かして、本人が自分の意思で動ける環境を整えることができます。

発達特性は人それぞれ。100%同じ方法は存在しませんが、ボード1枚で1日の流れが見える環境は、本人にとって大きな安心材料になります。新生活が落ち着き、暮らしを整えたいこの時期に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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